タイトル感想と誤字報告など
記事No:401
投稿日:10/03/02(Tue) 22:03
名前:梅の里
はじめまして。
ノベルゲームのページにある『テオとセァラ』を除く7作品をプレイしました。
ただの総当りでない推理ゲームというのは大変面白かったです。
難易度は高すぎず低すぎず、ヒントなど分からない人へのサポートもあり、あまり攻略サイトの助けを借りる必要がなくサクサクプレイできました。
入力式は推理しないと解けないかわりに表記ゆれなどで推理が正しくてもクリアできないことが多いものですが、
表記ゆれがあっても反応したり、間違えても正解に誘導するヒントがあったりとその欠点がかなり改善されている点には驚かされました。それでも例えば『わたしには〜』では"○下"がアウトだったりラストでは場所以外の名詞にも反応することに気付かなかったりして難儀しましたがw

続きまして、誤字など気になった点があるのでご報告させていただきます。
決して改善を要求しているわけではありませんが、お気に障ったらすみません。
『deep-sea fishes in gloom』では事件が発覚し、本の場所を知っている人を挙げた後に
「残念ならがら、これだけでは犯人を〜」という誤字らしきものがあります。
『かげろうは涼風にゆれて』にもEND05で「水は依然として湧わき出し、流れの先に消えていた。」という文があります。
『幽霊相談室』ではエンド01達成後に黄色いモノが解放されているか、解放前に投げ出す人が多いようです。
仕様上たとえ分からなくてもエンドを何回も見ずにひたすら推理する人が多いせいで解放条件を満たしにくいのではないかと推測されます。伏線の確認でなくヒントとしてこの要素を入れているなら推理を10回くらい間違えた時点で解放した方がよいかなと思いました。
『変調・幽霊相談室』ではゲーム「製作」となっていますが、「制作」の方が正確かと思います。
また、音量調整やミュートができるので問題はないかもしれませんが、夏セミ、かげろう、幽霊、変調でのカーソルに合わせたり選択肢を選んだりした時の効果音、わたしにはでの起動音が少し耳障りかなと感じました。

最後に・・・変調ではあまり面白くないと言われてますが、あれを面白くないだなんて・・・と思いましたw

タイトルRe: 感想と誤字報告など
記事No:402
投稿日:10/03/04(Thu) 19:57
名前:KaTana
拙作をプレイしていただきありがとうございます。

誤字については、バージョンアップの機会があればその際に修正したいと思いますが、古い作品なのでひょっとしたら機会はめぐってこないかもしれません。

『幽霊相談室』のヒント出現条件は、確かにシビアです。今の感覚なら、エンド1以外が埋まったときに出してしまうでしょう。
が、当時の『幽霊相談室』の作者にはそれを良しとしないこだわりがあったようです。

それはおそらく、「容易に与えられたヒントでクリアするよりは、クリアできず投げ出したほうが、プレイヤーの求めるものとは違っても、より面白い」ということでしょう。

実際には、クリアできないプレイヤーは投げ出すのではなく、人に答えを聞いてクリアしていると思われますので、その意図は機能していません。

とはいえ、そのこだわりは尊重してあげるべき、と考えました。
ひょっとしたら、誰にも答えを聞けない、または誰にも答えを聞かないプレイヤーだっているかもしれませんし。

そういうわけで、『幽霊相談室』のヒント出現条件は緩和しないことに決めてます。

ゲーム製作/ゲーム制作の使い分けについては、以前迷ったときに調べたのですが、どちらが正しいというわけでもないようです。

「製作」は物品を作る、「制作」は絵画や彫刻などの芸術作品を作るという意味ですが、前者には映画・演劇・番組などを作るという意味もあり、辞書によっては製作の意味の一つに「制作」と書いてあるものもあります。

それでは、感想ありがとうございました。