タイトル「わたしにはきこえる」プレイ感想です。
記事No:373
投稿日:10/01/04(Mon) 05:41
名前:mofmof
フリー公開された「わたしにはきこえる」を早速プレイさせていただきました。有難うございます。

第一の感想なのですが、プレイヤーが推理をニアミスしたときのケアルートがしっかりしてるなぁと思いました。
シナリオ上、探偵の助手ということもあるのかなとも思いますが、システム的に重要だと思いました。
(某入力シーンで「天井」と入力したところ「どこの天井なのか〜」のような促しが出て、NGにはならないなど)
自然な推理に近づけて、総当りにさせない配慮が良いと思います。

第二の感想なのですが、これはシナリオそのものについてですが、
ミスリード要素がもう少しあっても良かったのでは?と思いました。
あくまでプレイヤー視点なのですが、推理の工程が素直すぎるかなぁと感じました。

第三の感想なのですが、登場人物がちょっと冷静すぎるような・・?
某シーンで返り血を浴びたあの人がやってきますが、普通のリアクションだと、いくら知人でもガクガクブルブル状態・・かも。
言ノ葉作品でグロテスクなテーマのものは皆無だと感じていますが、
「目の前に自分を目的にした殺人者がいる」というシチュエーションは、主人公側に準備がない場合、ホラーに近いのが自然だと感じました。

今後も言ノ葉迷宮の作品、楽しみにしています。
それでは。

タイトルRe: 「わたしにはきこえる」プレイ感想です。
記事No:377
投稿日:10/01/05(Tue) 20:08
名前:KaTana
『わたしには聞こえる』をプレイしていただきありがとうございます。

推理の過程が素直すぎるというご指摘ですが、本作は古いミステリーでたまにある、あまり知られていない科学知識で現象を説明するという趣向でした。

ミスリードは入れられるなら入れたかったのですが、アイデアが出なかったので、別の趣向でどうにかしようとしたわけでして。

物足りなかったのでしたら残念なのですが、無い袖は降れないということで。

また、ホラーのような描写は私には無理かと思います。

作中世界で起こった出来事をどう切り取って、どのような形でノベルゲーム表現にデフォルメして提示するかは、作り手の価値観に左右されるものだと思いますが、私の場合はホラーにはあまり興味がありませんので。

該当シーンに違和感を感じたというご指摘は、ありがたく参考にさせていただきたいと思います。

それでは、感想ありがとうございました。